分散投資のメリット・デメリット

投資を始めるときに、自分の資産全てをひとつのものに投資する。
これは命取りと言われています。
なぜか理由がおわかりですか?

例えば個別株への株式投資を行っていた場合。
A社に自分の資産全てをつぎこんでいたとしましょう。
一見、ひとつの企業に投資をしているだけならば、株価チャートもひとつ確認すればいいし売買ポジションのタイミングも取りやすい。
そう思うことでしょう。
しかし、万が一A社の株価が急落してしまったとき。
大きな損失を出してしまい、資産全てを無くす可能性もあります。

このリスクを避けるために分散投資をする。
これが投資の世界では当たり前とされています。
個別株への株式投資にしても、A社とB社の2つに分けて投資していれば、A社で損失を出してもB社で利益を出していれば損失分をカバー出来る可能性もあります。

ただしデメリットもあることを覚えておきましょう。
資産を分散することで、集中投資による利益獲得ができにくいというデメリットが発生してしまいます。
大きく伸び代のある企業の株に集中投資することで、大きな利益を得ることができます。
これが分散投資となってしまうと、10倍株になったとしても資産全体からすれば1・2割程度の利益が出た…
この程度で終わってしまうこともあります。
また、投資する銘柄が多ければ多いほど、売買ポジションを取るタイミングを知るために多くのチャートを管理する手間がかかってしまいます。

このように、分散投資はメリットがある代わりにデメリットもあることを覚えておきましょう。
もちろん分散投資は個別株への株式投資だけで適用と言うわけではありません。
例えば個別株の株式投資とFXへ分散投資をする。
個別株と株価指数に分散させる。
他にも同じ個別株でも海外株へ投資をする。
CFDを利用して金や原油などの商品にも投資をする。

様々なものに投資ができる。
これも分散投資の魅力のひとつです。
自分の資産や投資のためにかけられる時間の長さなど、置かれている状況に合わせて分散投資の金額や種類も変えていくといいでしょう。